工事施工を社会保険加入企業に限定する旨の「誓約書」の活用
及び「社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン」における「適切な保険」の確認シート

平成月28年1月15日に開催されました「第2回建設業社会保険推進連絡協議会」にて、（1）民間発注工事等における「誓約書」の活用、（2）「適切な保険」を確認するためのフローチャートの活用の2点が話し合われました。
今後、社会保険に適切に加入した企業による工事施工の確保を図るため、受注者から発注者に対して、工事の施工について社会保険加入企業に限定する旨を誓約する「誓約書」を提出することが求められています。
また、労働者である社員について適切な保険加入の一層の周知徹底を図るため、フローチャート方式で適切な保険に加入しているかどうかの確認をするよう求められています。

これに対応して国土交通省より、以下の書式が公開されました。会員企業の皆様におかれましては、ご活用くださいますようお願いいたします。

標準仕様書（簡易版）

法定福利費を明示した「標準見積書（簡易版）」を制定しました。
この標準見積書（簡易版）は、「平成25年度標準見積書」を踏まえたうえで、国土交通省の「作成例」を参考に制作されています。基本的な考え方に変更はありませんが、表記を簡素化、保険料率も最新のものに変更しています。

エクセル版の「標準見積書用紙（簡易版）」をダウンロードし、ご活用ください。

社会保険加入促進委員会

日本保温保冷工業協会では、会員並びに協力会社、個人の社会保険への加入促進を図るため、理事会決議に基づいて、平成24年5月に『労務委員会』を基盤に『社会保険加入促進委員会』を設置し、協会としての諸活動を開始しました。

平成24年度に、『社会保険加入促進計画』を策定し、全会員を調査対象とした『社会保険加入状況調査』の実施し加入状況を把握しました。

平成25年度には、社会保険諸費用を明示した『標準見積書』の作成をしました。

平成26年度には『第2回社会保険加入状況調査』を行い、調査結果もとに社会保険加入対策を進めています。